ししとうレシピ|旬に食べないと損をする!?

ししとうレシピ|旬に食べないと損をする!?

ししとうとは

ししとうとは、正式には獅子唐辛子(ししとうがらし)と呼ばれており、とうがらしの辛みが少ない甘味種で、植物学上ではピーマンと同種とされています。甘味種なので辛みはありませんが、中には辛いししとうが成ることがあります。原産地は中南米で暖かい環境で生育が可能なので、スーパーでは1年中目にすることができますが、旬の時期は6月からの夏の時期です。スーパーなどで流通しているししとうは緑色ですが、完熟すると赤くなります。

ししとうを選ぶポイントと保存方法

ししとうを選ぶときには、緑が鮮やかでハリとツヤがあるものを選ぶようにしましょう。実の先端がくぼんでいるものも新鮮な証拠です。ヘタの部分も緑色でしおれていないものにしましょう。ヘタの部分が黒く変色していたり、実の部分がしんなりとしているものは鮮度が落ちているので避けるようにしましょう。
ししとうは乾燥を避けて保管すれば2~3週間ほど日持ちします。濡らしたキッチンペーパーなどに包んで密閉容器に入れ冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。長期的に保存したい場合には、生のまま密閉袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。

ししとうの栄養

ししとうには多くの栄養が含まれており、夏野菜ならではの疲労回復効果なども期待できます。さらに鮮やかな緑色ですので、視覚で食欲をそそり、夏バテで食欲が落ちている人にもおすすめの食材です。

・カプサイシン

ししとうはとうがらしの一種ですので、とうがらしの成分であるカプサイシンが含まれています。カプサイシンにはエネルギー代謝の促進やアドレナリン分泌の促進、デトックス効果などがあります。

・βカロテン

βカロテンは皮膚や粘膜を丈夫にしてくれる作用があります。また、体の中でビタミンAにかわり、免疫を高めてくれるので風邪予防に効果的です。他にも抗酸化作用があるので、老化防止やがんの予防、美肌にも効果が期待されます。

・ビタミンC

ビタミンCには抗酸化作用があり、免疫力の向上により風邪予防が期待できます。他にもコラーゲンの生成、メラニン色素の分解による美肌効果や老化防止、動脈硬化や心疾患の予防などの効果があります。ビタミンCは水溶性のビタミンで、食べすぎても体に害はありません。摂りすぎた場合でも、体の外へ自然と排出されるので摂りすぎを気にせずたくさん食べることができます。

・ビタミンK

ビタミンKは脂溶性のビタミンで血液が凝固するのを促進したり、骨を丈夫にする効果があります。骨粗しょう症の治療薬としても用いられている体に重要な栄養素と言えます。

・ビタミンB6

ビタミンB6はエネルギーや筋肉・血液の生成を助ける効果が期待されます。エネルギーや筋肉・血液のもとになるのは、タンパク質ですが、タンパク質だけ摂取していても上手に代謝することができないため、タンパク質と一緒にビタミンB6を摂取することが大切と言われています。

・カリウム

カリウムは、体の中の余分な塩分を体の外へ排出する効果があるので、むくみ予防や血圧低下などに効果があります。

ししとうの調理法【ししとうの焼き浸し】

ししとうの栄養素は水溶性のものが多く、なるべく茹でたり水に長時間晒したりするのは避けるようにしましょう。また、加熱によって失われる栄養素もあるため、加熱のし過ぎには注意が必要です。今回は、暑い夏でも食べやすいとても簡単な焼き浸しのレシピをご紹介します。

【材料】
・ししとう          1パック
・かつおぶし         1パック
・ごま油           小さじ1
・醤油            大さじ2
・みりん           大さじ2
・酢             小さじ1
・すりごま             お好みで

【作り方】
① ししとうはヘタの部分を軽く引っ張るとヘタが取れます。ヘタをとって破裂防止のために実の部分に小さく切れ目を入れて下処理をしておきます。

作り方①

② ごま油を熱して、香りがたってきたらししとうを入れてさっと炒めます。

作り方②

③ 醤油、みりん、お酢を入れて煮立たせます。

作り方③

④ 煮立ったらすぐに火をとめてかつお節を振りかけます。

作り方④

⑤ お好みでゴマを振りかけて完成です。

作り方⑤

まとめ

6月から夏にかけて旬を迎えるししとうは、とうがらしの甘味種です。育った環境などによって時々辛みがあるものもありますが、基本は辛みがなく少し苦みはありますが食べやすい食材です。緑色が鮮やかな野菜なので、見た目から食欲増進効果があります。
ししとうには、とうがらしと同様にカプサイシンが含まれ、それ以外にもビタミン群やカリウムなど体に大切な成分が多く含まれています。ししとうに含まれる栄養素は水に溶けやすかったり加熱に弱かったりするので、なるべく茹でたり長時間水にさらしたりせずに、含まれている栄養素を丸ごと摂取できるように工夫するとよいでしょう。今回は、さっと加熱してできる焼き浸しのレシピをご紹介しました。暑い夏でも調理時間を短くおいしい副菜ができます。さっぱりとして食べやすいのでぜひ1度試してみてください。

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