アンチエイジングに大活躍のえごまレシピ

アンチエイジングに大活躍のえごまレシピ

さわやかな香りと、噛むとピリッ・スーッとする独特の風味が特徴的な、えごまの葉。最近では韓国料理が注目を集めていることから、えごまの葉を使って焼き肉を巻いたり、キムチにしたりといった食べ方も広まってきました。実や葉にはさまざまな栄養素が含まれており、美容や健康を保つのにも役立ってくれます。今回はそんなえごまの葉の栄養価と、ご飯がすすむおすすめレシピをご紹介します。

えごまとは?

えごまはシソ科シソ属に分類される植物。大葉の仲間ですが葉は比較的硬く、葉元が丸みを帯びているのが特徴です。うちわのような形をしており、大葉ほど葉先はとがっていません。原産地は東南アジアで、日本や韓国などのアジア各地で利用されています。
日本では先史時代から食べられていたとされ、縄文遺跡からもえごまの実が発見されました。9世紀には、京都にある離宮八幡宮で神官が搾油機を発明し、えごま油の精油を始めたという記録が残っています。平安時代には食用や燈油用、漆器づくり、染物、護摩供養などに利用されていたようです。
現在では、えごま油に健康効果があると話題になったことから、福島県や宮城県、岐阜県を中心に全国各地で生産されるようになりました。食用の葉としては、まだデータの集計などはされていないようです。

えごまの選び方と保存方法

えごまの葉は、青々としていて変色のないもの、みずみずしくハリがあるもの、香りがしっかりと感じられるものを選びましょう。しわが寄っていたり、切り口が黒ずんでいたりするものは、鮮度が落ちている可能性があります。
えごまの葉は乾燥に弱く、水分がなくなると痛みやすくなります。保存する際は濡らしたキッチンペーパーでくるんだうえでラップを巻き、野菜室に入れましょう。長持ちさせたい時には、茎の先を少しだけ切って、水を入れたコップやビンに立てて入れておきます。水をできるだけ毎日変えることで、より長く新鮮なえごまの葉を楽しむことができますよ。

えごまの栄養価

「畑の魚」とも呼ばれるように、必須脂肪酸であるαリノレン酸が豊富に含まれているため、えごま油が体に良いことはよく知られています。実はえごまの葉にも、美容やアンチエイジングなどに効果が期待できる、さまざまな栄養素が含まれています。

α-リノレン酸

えごまの葉には、種と同程度のα-リノレン酸が含まれています。α-リノレン酸は、体内でDHAやEPAに変換され、人間の細胞膜を構成する成分になります。そのため細胞膜の生成を促し、アンチエイジングにも効果的とされています。コレステロール値や血圧を抑えるはたらきもあり、生活習慣病予防としても期待されています。

βカロテン

βカロテンは、脂溶性の赤橙色色素成分。抗酸化力に優れ、免疫力を高めるのに役立ちます。また、体内では一部がビタミンAに変換され、抗がん作用や目の正常な働きを保つ作用があるほか、皮膚や粘膜の健康維持をサポートしてくれます。

ビタミンC

ビタミンCは、水溶性ビタミンの一種。コラーゲンの生成に欠かせないビタミンで、皮膚のメラニン色素生成を抑えるはたらきもあります。また体内の活性酸素の生成やはたらきを抑制する抗酸化作用もあり、肌だけでなく体全体の健康の維持に効果的です。

ビタミンE

ビタミンEは、高い抗酸化力を持つ脂溶性ビタミンの一種。ビタミンCと一緒に取ることで、より強い抗酸化力を発揮してくれ、アンチエイジングにも効果的です。そのほか、血行促進やホルモンバランスの調整にも役立ちます。

ロスマリン酸

ロスマリン酸はビタミンC・Eと同様抗酸化作用を持つポリフェノールの一種。脳の認知機能や健康を維持したり、気分を落ち着け不安を和らげたりするはたらきがあることが報告されています。またアレルギー反応を抑制してくれるため、アレルギーによる症状を緩和する効果も期待できます。

えごまのおすすめレシピ【えごまの葉の醤油漬け】

好き嫌いが分かれることも多い、独特な風味があるえごまの葉。しかし「えごまの葉の醤油漬け」にすれば、風味がほどよいアクセントになり、ご飯がすすむ美味しいおともに変身してくれます。

【材料】
・えごまの葉 10枚
・おろしにんにく 小さじ1
・煎りごま 大さじ1
・粉唐辛子 大さじ1/2
・しょうゆ 大さじ3
・コチュジャン 大さじ1/2
・みりん 大さじ1
・ごまあぶら 大さじ1

1えごまの葉は、茎などが伸びていれば切り落としておきます。

作り方1

2えごまの葉の表面を洗い、水気をよくふき取ります。

作り方2

3保存袋にえごまの葉以外の調味料を入れ、もみ混ぜます。

作り方3

4一枚一枚タレにくぐらせるようにしてえごまの葉を重ね、空気が残らないように袋を閉じます。

作り方4

5一晩漬け込んだら完成です。

作り方5

まとめ

日本の生産地の一つ福島では、「えごまを食べると十年長生きする」と言われることから「じゅうねん」と呼ばれ、その効能が古くから知られてきました。最近では、えごまの葉が大葉のように売られている姿をスーパーでも見かけるようになり、全国的に身近な食材の一つになりつつあります。今回ご紹介した以外にも、餃子のタネの一つとして、お豆腐やお刺身の薬味としてなど幅広く利用できるので、まずはお気軽に試してみてくださいね。

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