オイルを使って栄養を効率的に摂る!バジルレシピ

オイルを使って栄養を効率的に摂る!バジルレシピ

甘くさわやかな香りと、鮮やかな緑色が特徴のハーブ、バジル。彩りとしてはもちろん、ピザやパスタ、ソースなどに利用されています。比較的栽培が簡単なため、ベランダや庭で育てているという方も多いのではないでしょうか。最近はスーパーなどでのハーブの取り扱いも増え、購入しやすくなっています。今回はそんなバジルの栄養価と、おすすめのレシピをご紹介します。

バジルとは?

バジルは、シソ科メボウキ属のハーブ。「バジル」は英語名で、イタリア語の「バジリコ」と呼ばれることもあります。その由来はギリシャ語の「王」を意味する言葉で、香りに気品や高貴さを感じることから名づけられたようです。
原産地はインドとされており、5000年以上前には栽培が始まっていました。バジルのなかでも「ホーリーバジル」という種類が特に神聖視され、医学にも使われたほか、ヒンドゥー教の神様に捧げる植物として利用されていました。その後エジプトやローマ、ギリシャなどに伝わり、古代エジプトではミイラの防腐剤に、古代ローマやギリシャでは大切な宴に使われるように。ローマ軍の侵攻により、ヨーロッパをはじめとして世界中に広がっていったと考えられています。
日本には、中国を経由して江戸時代に入ってきたとされています。当時はバジルの小さな種を目に入れ、汚れを取るという治療法があったことから、「めぼうき」という和名がつけられました。
現在では熱帯アジアからアフリカまで分布しており、日本でも大分県などで生産されるようになっています。

バジルの選び方と保存方法

バジルは葉にハリとツヤがあり、緑色が鮮やかなものを選びましょう。ご家庭で栽培している場合は、摘心で採れたものや、できるだけ大きな葉を利用します。スーパーなどでは茎に葉がついた状態で販売されていますが、その場合はできるだけ葉の先までみずみずしいもの、色が濃いもの、茎が固いものが新鮮です。
茎がついたままで購入したバジルは、茎の下部を切り直し、下部の葉を取り除いてから水に挿しておくのがおすすめ。新鮮さが保たれるうえ、日差しの差し込む場所に置いておくことで、新芽が出ることもあります。水はできるだけ毎日取り換えてくださいね。
葉の状態のバジルは、冷凍保存することも可能です。洗ってから水気をしっかりふき取り、重ならないようにラップや保存袋に入れ、冷凍庫に入れましょう。多少香りや風味は落ちてしまうものの、彩りや香りづけとして普段の料理に使うにはぴったりです。

バジルの栄養価

ハーブの中でも強い香りを持つバジル。その香気成分は近年抗がん作用があるとして注目を集めています。脂溶性の栄養素が多く、オイルとともに食べることで効率的に摂取できます。

リナロール

バジルの特徴的な香りを構成する香気成分の一つ。リラックス作用があり、ストレスを緩和してくれる効果があります。アロマテラピーや香水などにも利用されています。

βカロテン

βカロテンは脂溶性のカロテノイドの一種。優れた抗酸化作用と、免疫力を高める作用があります。体内で必要な分だけビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康維持を支える役割も果たすため、美肌にも効果的。また抗がん作用や目の健康を保つはたらきもあります。

ビタミンE

ビタミンEは、脂溶性のビタミンの一種。非常に高い抗酸化力があり、体内の活性酸素を抑え、血中コレステロールの酸化などを抑えてくれるため、血管や肌のアンチエイジングにも効果があるとされています。血行をよくするはたらきもあり、血液をさらさらにしてくれます。

ビタミンK

ビタミンKは脂溶性ビタミンの一種。傷ができたときなどに血を止めてくれる血液凝固作用があります。骨の形成を支え、強くする作用もあり、骨粗しょう症予防にも効果的。また血管の健康を維持するはたらきがあり、動脈硬化予防効果も期待されています。

バジルのおすすめレシピ【バジルソース】

バジルがたくさん手に入った時におすすめなのが、バジルをたっぷり使ったソースです。イタリアのジェノバ発のバジルペースト「ベスト・ジェノベーゼ」がよく知られており、パスタはもちろん、ピザソースやお肉の付け合わせとしてもおいしくいただけますよ。

【材料】
・バジル 50g
・にんにく 1片
・オリーブオイル 100㏄
・松の実、くるみなどのナッツ お好みで30g程度
・塩 少々

1. バジル以外の材料を、ミキサーやブレンダーなどでよく攪拌します。

作り方1

2. バジルを加え、なめらかになるまで攪拌を続けます。

作り方2

3. 保存用の瓶は熱湯消毒し、バジルソースを入れ、上からオリーブオイルでふたをして完成です。

作り方3

4.パスタやピザに、あるいはソースとしてお好みでご利用ください。

作り方4

まとめ

葉っぱの状態ではあまり長持ちしないバジルですが、バジルソースにしておけばすぐに料理に使うことができ、鮮やかな色や香りも保つことができます。栄養が溶け出したオリーブオイルごと楽しめるうえ、細かく刻むことで香りが立つので、リラックス作用も期待できますよ。ぜひバジルを食事に取り入れて、体も心も喜ぶ食事にしましょう。

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