モッツァレラチーズは栄養豊富!骨を強め肌を整える

モッツァレラチーズは栄養豊富!骨を強め肌を整える

イタリアのチーズの中でも、私たち日本人になじみがあるチーズといえば、モッツァレラチーズですね。白くて真ん丸でクセがなく、とても食べやすいモッツァレラチーズは生のままサラダなどに加えるとミルキーな美味しさが、ピザなどにのせて加熱すると、とろりと伸びる、また違った食感が楽しめます。今回はそんなモッツァレラチーズの栄養やシンプルなピザのレシピをご紹介します。

モッツァレラチーズとは?

モッツァレラチーズは、イタリア南部、長靴に例えられる国土のちょうど足首から下あたりに位置する、ナポリを中心とする地域で生まれ、愛されてきたチーズです。
チーズには、大きく分けて熟成させずにそのまま食べるものと、白カビなどをつけ、じっくりと時間をかけて発酵させるものとがあります。モッツァレラチーズは、前者のフレッシュタイプのチーズです。
生乳にレンネットという酵素を加えると、生乳中のたんぱく質が凝固します。「カード」と呼ばれるこの塊を濾しとり、熱湯を加えて、餅のように弾力が出るまでしっかりと練り、ちぎって丸めたものがモッツアレラチーズです。
「モッツァレラ」という名前は、イタリア語の「モッツァーレ(mozzare)=引きちぎる」に由来しています。
もともと、モッツァレラチーズは水牛の乳から作られる濃厚なものでしたが、現在は牛乳で作るものが多く、フレッシュでクセがなく、食べやすいことから、世界中で作られ、消費されています。

モッツァレラチーズの栄養価とは?

① たんぱく質

たんぱく質は三大栄養素の一つで、標準的な成人の場合、体重の約1/5を占め、筋肉や血液に含まれているだけではなく、エネルギー源としても利用されています。また、常に分解・生成を繰り返しているため、毎日取り続ける必要があります。
モッツァレラチーズ100gあたり、18.4gのたんぱく質を含んでいます。

② ビタミンB2

ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康維持に役立つビタミンで、糖質、たんぱく質、脂質をエネルギーに変換し、代謝を司る役割を担っています。口角炎、口内炎をはじめとする粘膜の炎症を抑え、肌の状態を整える働きがあります。
モッツァレラチーズ100gあたり0.9mgのビタミンB2を含んでいます。

③ ビタミンB12

ビタミンB12は水溶性ビタミンの一種で、葉酸と共に働き、血液中のヘモグロビンの生成にかかわり、また、脳から出る神経の伝達を正常に保つ働きがあります。
モッツァレラチーズ100gあたり、1.6㎍のビタミンB12を含んでいます。

④ ビタミンK

脂溶性のビタミンKは、骨に含まれるたんぱく質の働き、カルシウムが沈着するのを助けるため、骨粗しょう症の治療薬として利用されています。また、血液を固める働きがあり、欠乏すると頻繁に内出血を起こしたり、けがをした場合、血液の凝固に時間がかかってしまったりします。
モッツァレラチーズ100gあたり、6㎍のビタミンKを含んでいます。

⑤ カルシウム

カルシウムは私たちの体内に含まれる総量のうち、99%が骨や歯に蓄えられています。残り1%は血液や体液中に含まれ、止血を助け、神経伝達や筋肉の動きを促し、生命活動の維持を行う役割を果たす栄養素のひとつです。
モッツァレラチーズ100gあたり、330mgのカルシウムを含んでいます。

⑥ 亜鉛

亜鉛は新陳代謝を担う多くの酵素を作る成分となり、皮膚や粘膜を保護する働きがあります。舌の上にある、味を感じる味蕾という細胞の代謝を促進する効果があるため、亜鉛不足になると味覚障害を起こしてしまうことが知られています。
モッツァレラチーズ100gあたり、2.8mgの亜鉛を含んでいます。

モッツァレラチーズのおすすめメニュー

【クラストも手作り ピザマルガリータ】

時間がある時には、小麦粉をこねて1からピザをつくってみませんか?もちろん、市販のピザクラストや食パンで作ることもできます。その時々のご都合で作ってみてくださいね。
≪ピザクラスト≫
【材料】
・強力粉       250g
・水         120cc
・塩         ひとつまみ
・イースト      3g(小さじ1)
・牛乳        50cc
・オリーブオイル   25cc

材料≪ピザクラスト≫

【作り方】
① ボールに水100cc、牛乳、イーストを入れ、ダマにならないようにかき混ぜます。
② 別のボールに強力粉、塩を入れ、ざっと混ぜたら①を加えます。
ゴムベラなどで混ぜ、残り20ccの水を、粉っぽさがなくなるまで加えながら練り混ぜます。手につかない程度になればまな板などの上に取り、オリーブオイルを少しずつ加えながら、滑らかになるまでよくこねます。
③ 表面がつるんと滑らかになれば、サラダオイル(分量外)を薄く塗ったボールに入れてふんわりとラップをかけ、30℃程度のところで30分一次発酵させます。

作り方③≪ピザクラスト≫

④ ③の生地が倍くらいの大きさに膨らめば取り出し、4等分して、切り口が内側に入るように丸め、乾燥しないように固く絞った濡れ布巾をふんわりとかぶせておきます。以下【成型】へと続きます。

作り方④≪ピザクラスト≫

≪トマトソース≫
【材料】(作りやすい分量)
・カットトマト水煮缶 1個
・塩         1つまみ
・にんにく      1かけ
・オリーブオイル   大さじ1
・バジル       葉を3枚程度
(フレッシュがなければ、スパイスコーナーで手に入るドライバジル少々を加えても大丈夫です。)
【作り方】
① にんにくは縦半分に切り、芽を取り除いてから、なべ底などで軽くつぶしておきます。
② フライパンにオリーブオイル、①のにんにくを入れてから弱めの中火にかけ、香りが立ってくるまで火を通します。
③ ②のにんにくから良い香りが出てきたらカットトマトの水煮缶、塩を加えます。ドライバジルを利用する場合はこの段階で加え、水分が飛んでぽってりとしてくるまで煮詰めます。
④ ③がぽってりとしてきたら火を止め、バジルの葉を加えて軽く混ぜ、さまします。
≪ピザマルガリータ≫
【材料】     2枚分
・ピザ生地        上記の物2個
・強力粉(打ち粉)    適宜
・オリーブオイル
・トマトソース      上記の物
・モッツァレラチーズ   1個
・バジル         6枚程度
【作り方】
① ピザ生地は打ち粉をしたまな板などに載せ、手で一旦潰し、麺棒で丸くのばします。
② 生地の表面にオリーブオイルを塗ってから、トマトソースを塗ります。
(こうすることでピザ生地がソースの水分を吸ってベタつくことを防ぐことができます。
③ モッツァレラチーズを厚さ5mm程度にスライスし、②のピザに乗せて200℃のオーブンで15分程度焼ます。オーブンの予熱時、オーブンプレートをあらかじめオーブン内に入れておくと、底もカリッと焼くことができます。
④ ピザ生地に火が通ったら取り出してバジルを散らします。

作り方④≪ピザマルガリータ≫

モッツァレラチーズレシピのまとめ

イタリア発祥のモッツァレラチーズ、クセがなくて食べやすく、今や世界中で愛されるチーズの一つとなりました。チーズの中でもカロリーは低いほうで、100gあたり、276kcal(一般的なプロセスチーズは100あたり339kcal)と、ヘルシーなことがわかります。
今回ご紹介したピザだけでなく、生のままわさび醤油をつけたり、サラダに加えたりしてもおいしいので、ぜひお試しくださいね。

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